MAKE ALTERNATIVE TOWN
4月16〜22日に建築会館ギャラリー(東京都港区芝5-26-20)にて
MAKE ALTERNATIVE TOWN展
若手建築家5名による倉庫リノベーションの提案
が行われ、西沢研の活動として参加させていただきました。
この展示会は山手線新駅開発やアジアヘッドクオーター特区計画などにより
変化していく品川駅・田町駅エリアにおける倉庫リノベーションの提案を行いました。
ウォーターフロントを生かし、デザインとビジネスモデルとしても成立する提案を
5名の建築家によるプレゼンと模型の展示が行われました。
西沢研では品川・田町エリアのリサーチとジオラマ模型の製作を行いました。
リサーチでは統計調査、古地図による変遷調査などに加え、
フィールドワークによる品川・田町エリアの都市現象の解明に取り組みました。
統計調査をヴィジュアル化することで品川・田町エリアの分析を行った。
早朝の田町駅改札前の様子。山手線を利用し、多くの通勤利用者が押し寄せる。
山手線から街へ向かう人々と、田町駅を利用するために駅へ向かう人々が交差する現象を「激突現象」と名付けた。
サーヴェイ写真と統計データを軸に西沢教授とブレストを行い、品川・田町エリアでの現象を考察した。
時代の変化を先取りしてきた湾岸エリアに起こっている現象を解明することが
西沢研の行っている東京圏の解明につながると考えています。
2月27日にはこのリサーチをもとに西沢教授によるレクチャーが
イーソーコ株式会社(第3東運ビル)にて行われました。
また、リサーチと同時に展示会に向け、品川・田町エリアのジオラマ模型の製作も開始しました。
模型は1/600スケール、ラワン材を使用し、レーザーカッターを駆使した施工を行いました。
次回はその様子は次回お伝えしようと思います。