前期ゼミ第一回~第三回【エネルギー班】
【第一回 5/6】 東京23 区の高圧線直下に特殊な街区群が発生していることに着目し、その調査研究と設計手法の開発を目的として活動を進めています。初回では、実空間の観察から高圧線による空間的影響の事例を収集し、分類・考察を行いました。時間軸を加えた調査や、影響を可視化する図の作成を同時に行い、様々な観点から対象を捉えて調査を進めました。 【第二回 5/26】 高圧線の配線年代と市街地化時期の関係性を調査し、都市計画への影響を見ていきました。23区外も視野に入れて比較を行うことで、影響の規模や特徴の違いを捉えながら考察を進めました。また、建築計画への影響についても調査を深め、街区における敷地、街区内道路の形状が影響を受けるパターンや、影響の度合いの示し方などを検討しました。 【第三回 6/30】 高圧線の増加や電気設備の拡大について、社会背景との関係に着目しながら調査を行いました。配線年代や電圧を地図に落とし込み、空間的特徴と結びつけながら考察を進めました。また、高圧線経過地の選定要因や、配線年代と道路整備時期の関係も合わせて見ることで、都市空間の形成との影響関係をより明確にしていきました。